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2024.07.30
台湾で活躍する卒業生！
[ /イベント情報/大阪調理製菓専門学校 ecole UMEDA/大阪調理製菓専門学校 ecole UMEDA eU ］
みなさんこんにちは！☺️💖
村川学園には、国内だけでなく海外からも入学者があり、
卒業後は地元に戻って活躍をしている卒業生が多くいます。
今回は、台湾で活躍している卒業生を紹介させていただきます。
ホウエン氏 （胡寶淵）は、台湾彰化市（台中）に十口月究食方（SHIKOU ZUKI)と
いう名前の本格的な会席料理のお店のオーナーです。
店名の”十口月”は並べると、苗字の”胡”になるそうです。漢字圏ならではの店名ですね。
ホウエン氏は、元々台湾で居酒屋を経営されていたのですが、
和食に興味を持ち、日本留学を決意されました。
日本での進学先を検討する中で、村川学園を選んだ理由は以下の2つが大きかったそうです。
(1)実習量の多さ
毎日実習し、たくさん作り、たくさん失敗し、そこから成長できる環境に魅力を感じた。
(2)教員が、実際に一流現場で活躍していた人たちばかり
一流の現場で身につけた経験を学ぶことができる。
松谷先生からは、仕事をきちんと丁寧にする和食職人の姿勢を学んだ。
※在学時、大調祭（卒業料理制作展）の日本料理部門の金賞を受賞
村川学園で１年間学んだ後、滋賀県のホテル（和食部門）で２年間勤務され、
１年間の準備期間ののち、奥様と共にお店をオープンしました。
「留学前は、”理想の５割くらい”でいいかなと思っていたのですが、
日本で学んだことで”８割以上”でなければ納得できなくなりました。」
とのことで、日本で学ぶことで料理に対する考え方も変わってきたそうです。
ただ、ご苦労もあるようで、
「台湾では、まだまだ日本料理の理解が薄く、
味が濃いものを好む国民性から、日本の出汁の味や、
素材を生かした調理法などが受け入れてもらえないことがある」
そうです。
その中でも、ホウエンさんのお店のお客様は、
「本物の会席料理を食べることができる」ことを喜んでくださるそうです。
だからこそ、「これからも台湾に本物の日本料理を伝えたいし、
日本料理の技を台湾の若者に継承していきたい」という目標をお持ちです。
日々、真剣に料理やお客様と向き合っているホウエン氏から、
これから日本留学を目指す方にメッセージをいただきました。
「留学をする前は、日本語のこと、お金のこと、日本での生活のことなど
不安が多いかと思いますが、日本に行くことが大切なんです。
好きなことに夢中になれることが人生でとても意義があることです。
私は日本に行くことで料理に対する考えが変わり
貴重な経験をすることができました。
勇気を持って、一歩を踏み出して欲しいです。」
勇気を持って踏み出した先輩からの力強い言葉は、
日本留学を考えている後輩の方への勇気となるメッセージに
なったのではないでしょうか。
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