2023.10.27
学校給食プロジェクト〜泉州食材を使った給食メニュー開発〜
[ /キャンパスライフ/大阪調理製菓専門学校 和泉校Iz ]
皆さん、こんにちは!
2023年10月25日(水)、大阪調理製菓専門学校 調理総合本科(2年制)の1年生が泉州食材を使った給食メニューを開発し、泉州地区の市長様や町長様をはじめとする関係者の皆様にプレゼンテーションを行いました。
また、発表する学生の出身高校の先生方も評価委員として出席していただき、メニューの評価と卒業生の成長を見ていただきました。
出席市町:岸和田市、堺市、高石市、泉南市、貝塚市、泉大津市、岬町、田尻町、熊取町、忠岡町
出席高校:大阪府立伯太高等学校、英真学園高等学校、大阪府立岬高等学校、精華高等学校、大阪府立泉大津高等学校、大阪府立和泉総合高等学校、大阪府立貝塚高等学校、大阪府立美原高等学校(順不同)
今回のメニュー開発にあたり、いくつかの決まりがありました。
1.「主食」「主菜」「副菜」「汁物」など1食での提供
2.泉州地域でとれる食材を1つ以上使用すること。
3.仕込みに手間や時間がかからないこと。
4.加熱調理をすること。
各班毎にプレゼンテーションを行い、試食をしていただいた後、質疑応答がありました。
審査員の方からは、質問と同時にご意見も多数いただきました。ゼラチンを使ったプリンには、「卵を使ったプリンだとアレルギーの子供は食べることができないが、これなら食べることができるので嬉しいアイデアです。」との評価を頂きました。
製菓の学生が毎年、アレルギー対策のお菓子を授業で開発しているので、学科は違っても、”アレルギーがあっても食事を楽しんでもらいたい”という学園の文化は共有できていました。
このように、美味しいメニューを追求するだけではなく、
・アレルギーがあっても食事を楽しんでもらう
・野菜が苦手でも野菜の甘みを引き出すことで好きになって欲しい
・白米が残りやすいとのことなので、ご飯だけでも楽しんでもらえるよう
工夫した炊き込みご飯を提案
など、給食を食べる小中学生をイメージして改良を重ねてきました。
今回のような給食メニュー開発では、毎日、バンケットと呼ばれる学生と教職員向けのランチをつくる大量調理の実習経験から、作業時間や調理工程も現場を具体的にイメージできたことも本校の学生の強みです。
審査の結果、「5班」が1位を獲得し、村川校長より表彰状を授与してもらいました。5班の皆さん、おめでとうございました!
最後に、岸和田市長/泉州美食EXPOアンバサダーである、永野耕平様より、
「厳しいコメントもあったかと思いますが、皆さんの更なる成長を願っての言葉ですし、大人になったら苦言を言ってくれる人を大切にして欲しい」とのアドバイスと、「これからも食べる人のことを考えることができる料理人を目指してください」とエールを頂きました。
市町の審査員の方と、高校の先生方と記念撮影を行いました。
これからも食べ手のことを考えることができる料理人を目指します。
本日はありがとうございました!
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