2023.08.17
イタリア トリノ短期留学(2日目)/パルメジャーノレッジャーノチーズ工場見学
[ /キャンパスライフ/大阪調理製菓専門学校 ecole UMEDA/山手調理製菓専門学校/東京山手調理師専門学校 ]
本日は校外学習で、パルメジャーノレッジャーノチーズ工場見学をさせていただきます。
工場の内部の作業工程を見学です。
実際にチーズが作られる工程を見せて頂き、学生達も興味深々です。
続いて熟成庫に案内して頂きます。
屋根高く迄保管されている光景には圧巻です!
最後に試食させて頂きました。
ま熟成の長さによる味わいの違いなども教えて頂きました。
まず、パルメジャーノレッジャーノは、12ヶ月以降しか出荷されません。
日本等の輸出は、24が月以上の品質の良いものだけ、認可がおります。
チェックに通らなければ、それ以上熟成させることはできず、
横に縞模様を削られ、B品で出荷されます。
(右下のチーズが、チエックに通らなかったため、横に何本も削られています。)
チェックに通らなければ、当然、”パルメジャーノレッジャーノ”とは名乗れず、
”白いチーズ”という名前で販売されます。
このように毎年チェックを受け、チェックを通過したものだけが除々に熟成されていきます。
実際、18年前の物のありました。
今回試食させて頂いたのは、12.18.24.36ヶ月の物です。
日本では、味わう事ができませんが、
12ヶ月の物は、水分量が多くクリーミな味わいです。
熟成が進むにつれて、水分が少なくなり、味わいは濃縮していきます。
熟成期間が長くなるにつれて高価になり、
残念ながら日本では味わう事ができません。
本物のパルメジャーノレッジャーノと名乗れるのは、
この地域で認証が認められた物のみとなります。
イタリア料理に深い関係のあるチーズの奥深さを感じることができた見学となりました。
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