2022.10.25
未来のレシピコンテスト 結果発表!!
[ /お知らせ/サスティナブル/東京山手調理師専門学校 ]
みなさんこんにちは!
いつもブログを読んでいただきありがとうございます😊
日本サステイナブル・レストラン協会の主催する、2030年の食のあり方をテーマにした「未来のレシピコンテスト」に、本学園からは大阪調理製菓専門学校と東京山手調理師専門学校の学生がエントリーしました👩🍳
『未来のレシピコンテスト』とは?
2030年は持続可能な開発目標「SDGs」の達成を目指す年。
気候変動課題においても分岐点ともいえる2030年に向けて、どれだけの人が暮らしを思い描けているでしょうか?
食の分野でも、気候変動が食料生産に及ぼす被害が拡大しています。
また、飲食事業自体が生み出す温室効果ガスなどの環境負荷といった、フードシステム自体の課題もあります。
そこで「2030年の食のあり方」はどうあるべきかを、クリエイティブな視点で考え、解決策としての「未来のレシピ」を作り、広めていくことを目的としたコンテストです。
応募資格は、ミレニアム世代(42 歳以下)の、シェフまたは調理師専門学校生!
プロの応募もある中で本学園からは2名がファイナリストに選出されました👏
料理テーマは秋の旬。鱸をメインに三つ葉、すだちなどを使用。
この先色々な資源問題が出てくる中でも、時期ごとに美味しくなる「旬」というものはなくならない、なくなってほしくないという思いが込められています。
(審査員コメント)
未来ではその時期になると美味しい旬が残っているのか。という問いから、秋の食材を前面に出したレシピです。旬がなくなってしまうかもしれないという視点は料理人が提唱できる力強いメッセージになりうるという点と、強いメッセージにふさわしい素晴らしい見た目を高く評価しました。料理人が「発信者」として、お皿の上でメッセージを表現するという意識がこれから料理人に必要になってくることを気づかせてくれます。
殺処分が増えている鹿や商品にならない規格外野菜を使用。
CO2の排出防止のため全加熱工程を電子オーブンを用いて調理など、
フードロス問題や環境問題に最大限配慮したメニューです。
(審査員コメント)
CO2排出量を減らすために、地元の生産者から規格外野菜を活用したというこちらのレシピは、生産側の課題をシンプルにお皿で表現しています。また、規格外野菜だけでなく、獣害鳥獣として殺処分されている鹿の肉を使用することで、ベターミートについての問いも投げかけており、網羅的な視点であることが評価されファイナリストに選出されました。
角倉さん、渡邉さんおめでとうございます☺️
そして先日、ファイナリストの中から最優秀賞をはじめとする3名の受賞者が発表されました!
本校の学生は今回は惜しくも入賞とはなりませんでしたが、
今後もサステイナブルな活動に引き続き力を入れていきます!
地山地消やフードロス削減のコンポストなど普段からSDGsの取り組みに力を入れている本校。
ぜひ一度オープンキャンパスで本校の学びを体験ください🙆♀️
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